説明
キューちゃんの日記
室井滋(文)/長谷川義史(絵)
■ 北日本新聞社
書籍情報
2023年4月に室井滋が富山県高志の国文学館長に就任して、はじめての絵本。
立山町出身の作家・ジャーナリスト、翁久允(おきな・きゅういん)をモデルに、実話を基にした物語。
翁久允は現在の立山町六郎谷で1888年に生まれ、県立富山中学校(現富山高校)に進学。19歳で渡米し、現地の邦字新聞で移民文学を精力的に発表した人物。帰国して雑誌の編集者として活躍した後、米国やインドを旅し、1936年に富山で郷土文化誌「高志人(こしびと)」を創刊。世界的な視野を生かした文筆活動で、郷土の歴史と文化を知る大切さを伝え続けた人物です。
ストーリーは、小学2年生の主人公・マリ子が、白ヒゲのおじいさんキューちゃんこと翁久允の自宅を訪れた時、キューちゃんから、あるイタズラと日記の思い出を聞かされます。
作者はこの本を通して「自分の気持ちを素直につづる楽しさを、子どもたちに知ってもらえたら」と話します。子どもはもちろんのこと、大人にも広く読んでいただきたい一冊です。
●遊んで学べる「キューちゃんの人生すごろく2種(アメリカに行くぞ編、日本をしるぞ編)」と切って使える登場人物コマ付き。
●本文のすべての漢字にルビ(ふりがな)が振ってあります。
出版社 | 北日本新聞社 |
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著者名 | 室井滋(文)/長谷川義史(絵) |
発売年月 | 2023年12月 |
価格 | 定価:1,650円 【本体1,500円+消費税150円】 |
判型 | A4変形判 |
ページ数 | 32頁 |
ISBN | 978-4-86175-123-3 |
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