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■著者・編者 / 高野 靖彦 著
1,980  (税込)
KP129
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説明

立山観光ヒストリア 

アルペンルート以前の観光史 

高野 靖彦 著

■ 北日本新聞社


書籍情報

予約受付中(6月末より発送開始)

霊山立山はいかにして世界有数の山岳観光地となったのか。
立山山岳史の第一人者・高野靖彦(富山県[立山博物館]館長)が、信仰登山から観光登山まで、挫折と成功の歴史に迫る。
帯推薦文は、立山黒部貫光株式会社社長・見角要氏。

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■内容
年間100万人に迫る訪問者を迎える北アルプス・立山。
平安時代は限られた人のための修験の場であったが、江戸時代には全国から多くの人びとが、霊山として訪れるようになった。宗教施設の建築など、多くの「名所」が創出されていく立山で、芦峅寺や岩峅寺にも、宿泊・飲食業、荷物運搬・山案内などの諸生業が発達していく。
本書では、江戸時代の立山の観光収入など、あまり知られてこなかった貴重なデータを収載。
立山黒部アルペンルート開通以前の観光史を、はじめて系統立てて紹介する本著は、一般読者にも専門家にも、うれしい一冊となっている。

■目次

巻頭口絵
プロローグ 日本三霊山・立山はいかにして観光地となったのか
第一章   江戸時代の立山禅定登拝と信仰登山集落
第二章   江戸時代の立山道整備と名所化
第三章   立山禅定登拝の受入体制
第四章   江戸時代の「観光地」立山の収益
第五章   立山温泉の経営と信仰登山集落
第六章   明治維新期の立山信仰登山集落
第七章   日本初の山岳有料道路・立山新道
第八章   大正・昭和時代初期の立山開発
エピローグ 立山黒部アルペンルートの誕生
あとがき
参考文献
著者略歴


■著者略歴

高野 靖彦(タカノ ヤスヒコ)
1967年、富山県富山市生まれ。金沢大学教育学部卒業。富山大学人文学部人文科学研究科(修士)終了。富山県立高等学校教員、博物館学芸課長、高等学校校長などを経て、富山県[立山博物館]館長。
越中史壇会、歴史地震研究会、日本黒部学会所属。滑川市文化財調査審議会委員、立山町文化財保護審議委員会委員などを務める。
著書に、単著で『安政飛越地震の史的研究─自然災害にみる越中幕末史』(桂書房、2018年)、共著で、内閣府中央防災会議災害教訓の継承に関する専門委員会編『1858飛越地震報告書』(内閣府、2009年)、富山大学地域づくり研究会編『大学的富山ガイド─こだわりの歩き方』(昭和堂、2020年)などがある。


出版社 北日本新聞社
著者名 高野 靖彦 著
発売年月 2025年7月
価格 定価:1,980円
【本体1,800円+消費税180円】
判型 四六判(130×188mm)
ページ数 278頁
ISBN 978-4-86175-129-5


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脚本・絵コンテ:石岡ショウエイ
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1,885円税込) 1,047円(税込) 2,750円(税込)


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